小劇場
演劇・ミュージカル

ハレノワ創造プログラム 終点 まさゆめ 主催事業

20241129日(金)
18:30開演 (18:00開場)
チケット発売 ハレノワ・メンバーズ先行発売:8月28日(水)10:00~
一般発売: 8月31日(土)10:00~
料金

【自由席】
一般:3,000円 U24:2,000円

11月29日(金)18:30開演・30日(土)14:00開演・12月1日(日)14:00開演

備考

上演時間:約90分(アフタートーク約20~30分)
アフタートーク登壇者:
<29(金)>松井周さん、菅原直樹さん
<30(土)>松井周さん、小川隆正さん、井上洋子さん
<12/1(日)>松井周さん、久保井研さん

クレジット 主催:公益財団法人岡山文化芸術創造
共催:岡山市
企画・制作:岡山芸術創造劇場
助成:一般財団法人地域創造、芸術文化振興基金助成事業
お問合せ 岡山芸術創造劇場ボックスオフィス 
TEL 086-201-2200(年末年始を除く10:00~18:00)
他公演 【三重公演】
2024年12月21日(土)、22日(日) 三重県文化会館 小ホール<詳細はこちら
【埼玉公演】
2025年1月11日(土)~13日(月・祝) 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール<詳細はこちら

蜷川幸雄が創設した高齢者演劇集団「さいたまゴールド・シアター」に、松井周が書き下ろした『聖地』は、初演から14年の時を経て、新たな作品『終点 まさゆめ』に生まれ変わります。
 
安楽死法が施行された近未来、社会に居場所を失った高齢者たちの怒りや悲哀が描かれた『聖地』。2021年、コロナ禍で上演中止となった改訂版『聖地2030』では、議論しながら劇を進行させていく手法で観客を虚構と現実の間にいざない、「老い」「死」のあり方を切実に問いかけようとした。本作には、介護×演劇の第一人者である菅原直樹が出演・演出協力で加わり、さらに岡山・三重・埼玉のオーディションで選ばれた65歳以上のキャストも参加。こうしたプロセスを経て、高齢者演劇のその先を目指す。
ハレノワとアーティストが協働するクリエーション「ハレノワ創造プログラム」第一弾。

 

【ティザーPV】ハレノワ創造プログラム『終点 まさゆめ』

 

らすじ

少し先の未来。
ちょうどいいサイズの欲望をちょうどよく叶えてくれる惑星「まさゆめ」。そこで人生最後の日々を過ごそうとするために、宇宙船に乗り込んだ7人の高齢な乗客たち。突然のハプニングにより宇宙船はそのままだと「まさゆめ」に辿り着けない。そこで船長の提案により、乗客1人を船から降ろすことになった。どうやら乗客同士の会議で決めるという。
 
人生の終盤に入った彼らにとってこの会議はどのような意味を持つのか?
儀式のように始まるこの再現劇は、一体どこにたどり着くのか?

 

終点 まさゆめ

松井周(まつい・しゅう)/作・演出 [撮影:平岩享]
劇作家・演出家・俳優。1972年東京都出身。明治学院大学演劇研究会で寺山修司や唐十郎のアングラ演劇に影響を受けたが、平田オリザの現代口語演劇と出会ったことをきっかけに、1996年に劇団青年団入団。2007年に劇団[サンプル]を結成、青年団から独立。2010年にニューヨークタイムズで「日本における最も重要な演出家の一人」と紹介された。2011年『自慢の息子』で第55回岸田國士戯曲賞を受賞。伊、仏、米、台湾に続き韓国では2020年から3戯曲が翻訳上演されるなど、国内外から評価を受けている。
演劇ユニット『SAMPLE』http://samplenet.info/

 

終点 まさゆめ

菅原直樹(すがわら・なおき)/出演・演出協力 [撮影:草加和輝]
劇作家、演出家、俳優、介護福祉士。1983年栃木県宇都宮出身。桜美林大学文学部総合文化学科卒。平田オリザが主宰する青年団に俳優として所属。2014年に岡山県で「老いと演劇」OiBokkeShiを設立し、認知症ケアに演劇的手法を活用した「老いと演劇のワークショップ」を全国各地で展開。三重県文化会館「介護を楽しむ」「明るく老いる」アートプロジェクトなど、劇団外でのプロジェクト、招聘公演も多数実施している。平成30年度(第69回)芸術選奨文部科学大臣賞新人賞(芸術振興部門)を受賞。
「老いと演劇」OiBokkeShi http://oibokkeshi.net/
「ステージナタリー」連載
菅原直樹がつづる「ゆるゆる狂気の旅路 ~OiBokkeShi 10年の歩み~」
https://natalie.mu/stage/column/582253

 

ャスト

久保井研、菅原直樹、申瑞季、篠崎大悟、荒木知佳
[オーディションキャスト]石川佳代、井上洋子、今栄敬子、小川隆正、竹居正武、山田浩司

終点 まさゆめ

タッフ

作・演出:松井周
演出協力:菅原直樹
ドラマターグ:谷澤拓巳 音楽:宇波拓 舞台美術:森純平/志賀耕太
照明:中山奈美 音響:*内海常葉、*余傳莉彩(*=岡山芸術創造劇場スタッフ)
衣裳:小松陽佳留
舞台監督:河内崇

ケット

【各プレイガイド】
▶岡山芸術創造劇場ボックスオフィス
[窓口・電話]086-201-2200(休館日を除く10:00~18:00)
[オンラインチケット] https://piagettii.s2.e-get.jp/ocacticket/pt/
▶岡山シンフォニーホールチケットセンター
[窓口・電話]086-234-2010(休館日を除く10:00~18:00)
▶ぎんざやプレイガイド 086-222-3244(平日10:00~18:30 / 土・日・祝 9:30~17:00)
▶イープラス eplus.jp/ファミリーマート
 
〇車いすで鑑賞をご希望のお客様は、ご案内できるスペースに限りがあるため、事前に岡山芸術創造劇場ボックスオフィスまでお問合わせください。
  
[注意事項]
・未就学児の入場はご遠慮いただいております。
・公演中止の場合を除き、ご予約・ご購入いただいたチケットのキャンセル・変更はお受けできません。
・営利目的でのチケット購入ならびに転売は固くお断りいたします。
・U24は公演時24歳以下の方が対象。入場時要身分証提示。
・U24チケットは岡山芸術創造劇場ボックスオフィス及び岡山シンフォニーホールチケットセンターでのみ取扱い。
・開演後は本来のお席にご案内できない場合がございます。ご了承ください。

載紙

〈岡山〉
季刊誌「ハレノワ通信 WA」VOL.6
老いといのちを問う 『終点まさゆめ』がひらく新地平
https://okayama-pat.jp/news/wa_06/(別ウィンドウが開きます)

〈三重〉
三重県総合文化センター情報誌「Mニュース」147号
カルレク!「終わりという未来」を感じ、深く考える劇的体験
https://www.center-mie.or.jp/mnews_web_edition/files/book/m147web/#page=6(別ウィンドウが開きます)

〈埼玉〉
埼玉アーツシアター通信 Vol.111 2024年10月号
インタビュー『聖地』から14年。老いをテーマに、再び人間の生き方を問う
https://www.saf.or.jp/press/2024/111/(別ウィンドウが開きます)

終点 まさゆめ
終点 まさゆめ
終点 まさゆめ

 

演者オーディション

4月26日をもちまして募集を締切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。
 
演劇と介護を掛け合わせた演劇活動を行う「老いと演劇」OiBokkeShi主宰の菅原直樹と、劇作家・演出家であり、表現をしたい一般の方とのコミュニティの運営も手がけた松井周のタッグによって生まれる『聖地(仮題)』
蜷川幸雄が創設した高齢者演劇集団「さいたまゴールド・シアター」に、松井が書下ろした『聖地』の初演から14年。時を経て、菅原を出演・演出協力に、さらに新たなキャストとスタッフを迎えて再編します。彼らに縁のある岡山県・三重県・埼玉県の3つの劇場で上演するこの作品の重要なエッセンスである、65歳以上の出演者を募集します。
 
【出演者オーディションのニュースはこちら

ークショップ

ハレノワ創造プログラム 松井周×菅原直樹「聖地(仮題)」関連企画<対話のワークショップ>を実施します。 
 
4月26日をもちまして募集を締切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。
 
「介護」「演劇」のジャンルを超えて多方面から注目を集める菅原直樹さんによる、演劇ワークショップ。
老いや介護にまつわる対立した価値観のエピソードをもとに、グループに分かれて「対話の演劇」をつくります。
演じることで老いの予行演習をしてみませんか。
 
■講師:菅原直樹(「老いと演劇」OiBokkeShi主宰)
■日時:2024年5月25日(土)10:00~12:30
■会場:岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場(岡山市北区表町3-11-50)
■対象:高校生以上(演劇経験不問)
 
申込等の詳細についてはこちらからご覧ください。