ボローニャ歌劇場 プッチーニ『トスカ』出演者変更のお知らせ
11月10日(金)に上演致します、ボローニャ歌劇場 プッチーニ『トスカ』のカヴァラドッシ役で出演を予定しておりましたフランチェスコ・ピオ・ガラッソ氏が、アーティストの都合により出演できないこととなりました。代わりまして、マッテオ・デソーレ氏が出演いたします。
カヴァラドッシ : フランチェスコ・ピオ・ガラッソ → マッテオ・デソーレ Matteo Desole
公演とフランチェスコ・ピオ・ガラッソ氏の出演を楽しみにしてくださっていた皆様にお詫び申し上げます。
なお、この度の出演者変更に伴うチケットの払い戻しはございません。何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
【カヴァラドッシ】マッテオ・デソーレ Matteo Desole
1989年にサルデーニャ島のサッサリで生まれ、すでに10代から20代はじめには、シュニトケの《レクイエム》やシューベルトのミサ曲などでテノール・ソロを歌っていた。2013年から往年の名ソプラノ、ライナ・カバイヴァンスカに師事して成長。2015年にボローニャ歌劇場で、ロベルト・アッバードが指揮したヴェルディ《マクベス》のマルコム役でオペラ・デビューして以来、活躍の場を急速に拡大している。
2019年にはヴェルディ《群盗》のロッラ役でミラノ・スカラ座にデビューした。同じヴェルディの《ラ・トラヴィアータ(椿姫)》のアルフレードは、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場、ローマ歌劇場のソフィア・コッポラ演出の舞台のほか、2022年3月には新国立劇場でも歌い、高く評価された。2023年夏はグラインドボーン音楽祭に出演し、ドニゼッティ《愛の妙薬》のネモリーノ役で大成功を収めている。雑味のないリリックな声と自然でなめらかな発声、端正でみずみずしいアプローチが魅力で、《トスカ》のカヴァラドッシ役も、清新な歌唱が期待できる。 香原斗志(オペラ評論家)
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