MUSICAL ACADEMY　オーディション開催

公益財団法人 岡山文化芸術創造が３年計画で舞台人を育成し、岡山発の作品を上演します。
ミュージカルアカデミーとは「原石」＝まだ磨いていない才能を、今後表現者として舞台で活躍する人材に育成していきます。
舞台で演じるための「演技」「歌」「ダンス」の基礎だけではなく、声の出し方や身体の仕組みなどを総合的に学べるカリキュラムを用意しています。
また、日本演劇界の第一線で活躍するスタッフが岡山に集結。
みなさんと一緒に、ここでしか作れない作品を３年かけて創作し、岡山・東京での上演を目指します。

7月4日をもちまして募集を終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。

上記申込みボタンからの応募（Googleアカウントへのログインが必須）または、①～⑩の項目すべてとバストアップ写真・全身写真各1枚を添付の上、〈theaterplanning_info@ocac.jp〉までメールでお送りください。
①氏名（ふりがな）、②生年月日（西暦）、③性別、④電話番号、⑤メールアドレス、⑥郵便番号、
⑦住所、⑧レッスン歴および舞台歴、⑨18歳未満の方は保護者名、⑩応募動機
　
【応募上の注意】
・オーディションの詳細については、締切後メールにて7月11日（木）までにご連絡いたします。〈theaterplanning_info@ocac.jp〉からのメールを受け取れるように設定してください。
・応募者多数の場合は、書類選考の可能性があります。
・本公演までの３年間、継続して参加いただける方を優先いたします。
・稽古や本番中、動画・写真を撮影し、広報として使用する場合がございます。また、報道機関による取材を行う可能性がございます。
・応募時の個人情報は、（公財）岡山文化芸術創造が責任を持って管理いたします。
オーディション結果は７月２９日（月）までにご連絡いたします。

脚本家の高橋知伽江先生から作品のあらすじが届きました！
　
「明治のナイチンゲールたち」（仮題）
明治の初め、看護師という職業は、金銭目的で病人の世話をするいやしい仕事と思われていました。そんな頃、あらたに開校した看護学校一期生の若い女性６人は、ナイチンゲールを目指して看護の道を進む決意に燃えていました。その中の一人が岡山県出身の広瀬梅。父親の反対を押し切って上京し、仲間と共同生活をしながら、勉学に、実習に励みます。女性に対する偏見にめげず、世間の因習と体当たりでたたかう梅たちは、やがてそれぞれの道を選んで歩きだします。彼女たちの勇気と挑戦の10年を描く感動の青春ミュージカル！

古川恭子／ボイストレーナー
岡山出身・在住。国立音楽大学在学中、音楽座研究所に入所。同年に「チェンジ！」レプリカチャイルド役で初舞台。その後、横山由和氏率いるステップスの創立メンバーとなり主要な役を演じる。「サクセスストーリー」胡桃みるく役など。退団後は、「レ・ミゼラブル」（東宝）等に出演の傍ら、昭和音楽大学、昭和音楽芸術学院、劇団ひまわりなどで後進の指導にあたる。帰郷後、菅原直樹氏主宰の老いと演劇「OiBokkeShi」の活動に旗揚げから参加。坊っちゃん劇場ミュージカル「ジョンマイラブ一万次郎と鉄の7年ー」にて歌唱指導を担当。
　
小川美也子／ボイストレーナー
早稲田大学第一文学部演劇専攻卒業。
82年、いずみたく主宰、ミュージカル劇団フォーリーズ参加。同劇団「歌麿」の米公演では、「美しい声の持ち主」とワシントンポストに評された。91年退団後は、ミュージカルのスタッフを活動の中心に、主な作品、歌唱指導「フットルース」「ファントム」「ラスト5イヤーズ」「イカれた主婦たち」「shock!」など。演出助手「エリザベート」「モーツァルト」「ダンスオブヴァンバイア」「アニー」「ジキルとハイド」など。演出アルゴミュージカル「フラワー」「あんず」高知市民ミュージカル「音の旅人」「アニークリスマスコンサート」この他に、ミュージカルボーカル教室move、母校の舞台芸術学院にて後進の指導にもあたっている。
　
芳野香／全米アレクサンダー・テクニック公認講師
ATCスタジオK主催。京都市出身。日本人初かつ最年少で全米のアレクサンダー・テクニック教師の公認資格を取得。帰国後京都に「ATCスタジオK」を設立。舞台関係者、スポーツ関係者を含め、様々な人を対象に「自身にあった体の使い方」を指導している。アーユルヴェーダ、ヨーガなどの東洋文化的身体観、生物として人間の身体を考察する視点を盛り込んだレッスンや講座等も展開している。
講演、大学・大学院での講師多数。訳書・著作に『アレクサンダー・テクニークにできること』『アレクサンダー・テクニックの使い方』など。
　
横山佳奈子／振付師
尚すみれJazzDance Company所属。幼少の頃よりクラシックバレエ、ジャズダンスを学び、大学卒業後も現役で舞台に立ちながら、恩師である尚すみれ先生のもとで指導を始める。舞台人の育成に尽力し、所属スタジオから宝塚音楽学校や東宝ミュージカルヘの合格者を多数輩出している。また、指導の傍ら、「龍馬！」、「誓いのコイン」などの舞台作品の他、劇団わらび座や坊ちゃん劇場などでも振付助手をつとめ、数々の作品に携わる。2018年度よりミュージカルワークショップにて振付を担当。
　
酒向治子／岡山大学学術研究院教育学域・教授
専門は身体表現学。お茶の水女子大学大学院修了。博士(人文科学)。岡山大学学術研究院教育学域・教授。ラバンの実践的運動理論(Language of Dance: 通称LOD)国際指導者資格取得者。企業・学校教育現場・地域の講習会等で身体表現に関する講師を幅広く務め、産官学連携体制によるプロジェクトの代表として身体表現のコンテンツ開発に携わっている。舞踊学会理事、日本身体表現学協会代表。
　
井上藍子／バレエ講師
8歳より福岡にてバレエを始める。ASSA Ballet Academia、齊藤彰、齊藤節子に師事。“ASSA Ballet Box”同人。ダンサー育成や作品の振付指導をすると共に全幕公演、グラン・パ・ド・ドゥ、ソリストなど数々の作品にも出演。2011年より、フリーランスとして活動。岡山市主催のダンスグループにてアートプロジェクトや芸術祭に出演。現代舞踊協会主催の岡山・東京公演、コンテンポラリー作品、その他企業イベントのオープニングアクト等に出演。その他、映画、CM、スチール、企業PVなどにも出演。マット・マシンピラティス、マスターストレッチの指導を通してダンサーの身体のケアやパフォーマンスの向上を目指すトレーニング指導も行う。
　
柚木佑美／俳優・演技トレーナー
21才で俳優を始め、TV・映画・舞台で幅広く活動。
’96からサンフォード・マイズナーシステム で演技の研鑽をつみ、’99から演技トレーナーとしても 任意団体「アクターズワークス」を設立し ワークショップ を始める。NHK朝の連続テレビ小説の新人トレーニング、新国立劇場演技研究所常任講師などに抜擢される。
　
四宮貴久／ミュージカル俳優
国立音楽大学 音楽学部声楽科卒業。岡山大学大学院 教育学研究科修了。ブロードウェイ・全米ツアー「王様と私」、スイス「ウエスト・サイド・ストーリー」、米地方公演「ピーター・パン」など多数出演。日本では「ミス・サイゴン」ほか、坊っちゃん劇場「誓いのコイン」はロシアに招聘され好評を博す。プロデュースを務めた「TRAILS」はグリーンフェスタ2015にてBIG TREE THEATER賞を受賞。岡山では「王様と私」演出・王様役、「慈愛と恵み 石井十次物語」にて大原孫三郎役を務め、倉敷市の事業として同氏の生涯を脚本から手がけた「サキガケ～真友と描いた夢」はYouTubeにて配信中。環太平洋大学 次世代教育学部教育経営学科講師。