国立劇場おきなわ特別公演「琉球舞踊と組踊」
日時 |
2024年
2月
11日
(日・祝)
14:00開演(13:30開場)
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チケット発売 |
ハレノワ・メンバーズ先行(インターネットのみ):11月4日(土)10:00
e+イープラス先行:11月11日(土)10:00 一般発売:11月18日(土)10:00 |
会場 |
中劇場
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料金 |
全席指定 一般 3,500円/U24 2,500円/U18 1,000円(未就学児入場不可)
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琉球王朝の宮廷から明治以降の市井まで、各時代の背景によりうまれた多様な〈琉球舞踊〉。琉球国王の代替わりの際に訪れる中国からの使者・冊封使をもてなすために琉球王朝で創作された、音楽・台詞・所作からなる式楽〈組踊〉。 国の重要無形文化財、ユネスコの無形文化遺産にも登録され、世界的にもその価値が高く評価されている多彩な琉球の芸能をたっぷりと堪能ください。
案内役/国立劇場おきなわ 芸術監督 金城真次
金城真次芸術監督による見どころ・聞きどころの解説付きで、初めての方も楽しめる上演となっております。
【第一部 琉球舞踊】
琉球舞踊は、老人夫婦の「老人踊」・少年仕度の「若衆踊」・青年のりりしさを表現する「二才踊」・艶やかな紅型衣装を羽織って踊る「女踊」の4種類に分けられる「古典舞踊」、庶民の音楽や風俗を取り入れて人気を博した「雑踊」、現代の踊り手によって作られた「創作舞踊」などに分類される沖縄の舞踊です。
■かぎやで風
踊り手:(老人)平田 智之 (老女)石川 詩子
祝宴や儀式の場において最初に踊られる祝儀舞踊で、子孫繁栄、国家安泰、五穀豊穣の思想が色濃く込められています。琉球舞踊の基礎基本とされ、無駄のない所作の中に凛とした美しさを感じさせます。数ある琉球舞踊の中で最も親しまれている代表的な演目です。
■しゅんどう
指導:伊波 正江
踊り手:(美女)西村 綾織 廣山 えりか (醜女)大城 春香 新垣 早苗
琉球王朝時代、冊封使歓待の宴でも好んで踊られた古典女踊りです。美女二人の洗練された踊りと、仮面を被った醜女二人の滑稽な踊りが対比的に表現されています。他の古典舞踊には、このような打組の構成は見られず、唯一無二の価値ある踊りといえます。
■下り口説
踊り手:親泊 久玄
七五調の歌詞に乗せて勇壮に踊る二才踊りで、内容は、薩摩から琉球までの船旅の様子が描かれています。踊りの強弱、小道具のチーグーシの細かな扱い等、二才芸の妙味がうかがえる作品です。
■鳩間節
踊り手:嘉数 道彦
鳩間とは、八重山の西表島の北方に鳩の巣のように浮かぶ周囲4キロの小島のことです。この歌は、鳩間島で結願祭の時に踊られる稲粟の豊穣を神に感謝するゆっくりした調子の歌で悠長に踊りますが、この歌がひとたび沖縄本島に渡るや早弾きの軽快なテンポに変わります。大正の初め頃、芝居役者の伊良波尹吉が空手や日舞のかっぽれの技法を取り入れ軽快な踊りに仕立てました。
■浜千鳥
踊り手:石川 詩子
明治の中期頃、玉城盛重によって振り付けられ、人気を博したと言われています。住み慣れた土地を離れ、愛しい人を偲ぶ旅愁の思いを浜辺の千鳥に重ねて踊ります。沖縄独特の帯を使わない着付け、ウシンチーの美しさが、この踊りの情緒をさらに深めます。
■谷茶前
指導:伊波 正江
踊り手:西村 綾織 大城 春香 廣山 えりか 新垣 早苗
雑踊の人気の演目のひとつで、漁村の若い男女の働く喜び、生きる力が伝わる打組踊りです。谷茶は本島北部恩納村にある漁村です。裾短めの芭蕉布に裸足で、男は手にエーク(櫂)を女はバーキ(籠)を持ち踊ります。魚を捕りに行く男たち、それを売りに行くのは女たちで、漁村の風景が明るく展開されています。
【第二部 組踊】
組踊は、唱え、音楽、踊りによって構成される歌舞劇です。琉球王国の新しい国王を任命するためにやって来る中国皇帝の使者を歓待するため、18世紀初頭に創始されました。
■執心鐘入
指導:島袋 光晴
配役:(中城若松)田口 博章 (宿の女)宮城 茂雄 (座主)親泊 久玄 (小僧一)平田 智之 (小僧二)嘉数 道彦 (小僧三)伊藝 武士 (後見)西村 綾織
地謡: (歌三線)大湾 清之 横目 大哉 和田 信一 (箏)林 杏佳 (笛)入嵩西 諭 (胡弓)森田 夏子 (太鼓)宮里 和希
■解説
『執心鐘入』は、玉城朝薫作の組踊五番(二童敵討・執心鐘入・銘苅子・女物狂・孝行の巻)の一つです。1719年の尚敬王(第二尚氏王統十三代目国王)冊封の時、重陽之宴で初演。中城若松との恋が成就しなかった女が激情して鬼に変貌します。若松に罵倒された上に、自尊心を傷つけられた女の心の動きが実によく描かれています。女の心の変化を中心に若松や座主、小僧たちの動きがみどころです。
■あらすじ
中城若松という美少年が、首里王府のご奉公に行く途中、行き暮れてむらはずれの一軒家に一夜の宿を乞います。女は親が留守だといって断りますが、男が若松だと名乗ると、若松に恋慕していた女の態度が一変し宿を貸します。
若松は女に言い寄られて身の危険を感じ、末吉の寺に駆け込み救いを求めます。座主は若松を鐘の中に隠し、小僧たちに寺内は女人禁制であることを言い付け、鐘の見張りを命じます。
一方、女は若松を追って寺にやって来ました。座主は鐘の中から若松を連れ出して、かくまいます。女は鐘にまとわりつき、鬼女に変身してしまいます。座主と小僧たちは、法力によって鬼女を説き伏せ退散させます。
※演目・出演者等は変更となる場合がございます。予めご了承ください。
【チケット取扱い】
■岡山芸術創造劇場ボックスオフィス
・オンラインチケットはこちらから https://piagettii.s2.e-get.jp/ocacticket/pt/
・窓口・電話 086-201-2200(年末年始を除く10:00~18:00)
■岡山シンフォニーホールチケットセンター
・電話・窓口 086-234-2010(休館日を除く10:00~18:00)
■e+イープラス https://eplus.jp/harenowa/
■チケットぴあ https://t.pia.jp/[Pコード:522-347]
■ローチケ https://l-tike.com/[Lコード:63005]
■ぎんざやプレイガイド 086-222-3244(平日10:00~18:30/土・日・祝 9:30~17:00)
【チケット購入に関するお願い】
※未就学児童はご入場いただけません。
※U24、U18は岡山芸術創造劇場ボックスオフィス、岡山シンフォニーホールチケットセンターでのみ取扱いとなります。
※U24は公演時24歳以下、U18は公演時18歳以下を対象とします。入場時に身分証を確認いたしますので必ずご持参ください。
※車いすでご鑑賞をご希望のお客様は、ご案内できるスペースに限りがあるため、事前に岡山芸術創造劇場ボックスオフィスまでお問合せください。
※公演中止、または主催者がやむを得ないと判断する場合を除き、チケットの払い戻しはいたしません。
※チケットご購入後のキャンセル・変更はできません。
※営利目的でのチケットの購入ならびに転売は固くお断りいたします。
【主催】岡山市、公益財団法人岡山文化芸術創造 、公益財団法人国立劇場おきなわ運営財団
【補助金】沖縄県文化資源を活用した沖縄観光の魅力アップ支援事業